水溶性ビタミンCと脂溶性ビタミンCの違いとは？美容効果について解説

ビタミンCは人の体内では作ることができないため、食品やサプリメントなどで摂取することがとても重要となる栄養素です。
この記事では、水溶性ビタミンＣと脂溶性ビタミンCの違いや、美容に対するビタミンCの効果について解説していきます。

ビタミンCの働きについて

ビタミンＣのおもな働きには、以下のようなものが挙げられます。
① コラーゲンの生成
② 抗酸化作用
③ 免疫力を高める
④ 鉄の吸収促進

健康面でのビタミンCの働き

ビタミンCは、コラーゲンの生成により血管や骨を強くし、鉄の吸収を促進することで貧血やイライラを防いでくれます。
また、免疫力を高める働きにより、ストレスや風邪など体調不良の予防にも役立ちます。

美容面でのビタミンCの働き

美容面では、コラーゲンの生成や抗酸化作用により日々老化するお肌にアプローチしてくれます。
紫外線や環境ストレスから肌を守り、炎症性皮膚疾患の改善にも寄与します。

ビタミンCには水溶性と脂溶性の2種類がある?

ビタミンＣには、一般的な「水溶性ビタミンＣ」と水溶性ビタミンＣを加工した「脂溶性ビタミンＣ」の2種類があります。
どちらも成分としての働きは同じですが、吸収率や持続性に大きな違いがあります。

水溶性ビタミンCとは

水溶性ビタミンCは、「アスコルビン酸」とも呼ばれる水に溶けやすいビタミンCです。
体内に摂取しても、余分なものは尿として排泄されるという特徴があるため、摂取後2～3時間で体外に排出されます。
摂り過ぎても必要以上に吸収されることがないので、過剰症の心配はほとんどありませんが、言い換えると、多く摂っても吸収される量が少ないということになります。

水溶性ビタミンCが含まれる食材とは

ビタミンCが豊富な果実類
（数値は、果物の皮や種・芯などを除いた可食部100g当たりの量を指します。）

・アセロラ（甘味種 生）：800㎎
・アセロラ（10%果汁入り飲料）：120㎎
・グァバ（赤肉種 生）：220㎎
・グァバ（白肉種 生）：220㎎
・キウイフルーツ（黄肉種 生）：140㎎
・キウイフルーツ（緑肉種 生）：71㎎
・オレンジ（ネーブル）：60㎎
・オレンジ（バレンシア）：40㎎
・グレープフルーツ：36㎎
・ゆず（果皮 生）：160㎎
・かき（甘がき 生）：70㎎
・いちご（生）：62㎎

ビタミンCが豊富な野菜類
（数値は、野菜の皮や根・芯などを除いた可食部100g当たりの量を指します。）

・赤ピーマン（果実 生）：170㎎
・青ピーマン（果実 生）：76㎎
・芽キャベツ（結球葉 生）：160㎎
・芽キャベツ（結球葉 ゆで）：110㎎
・キャベツ（結球葉 生）：41㎎
・ブロッコリー（花序 生）：140㎎
・かぶ（葉 生）：82㎎
・さやえんどう（若ざや 生）：60㎎

ビタミンCが豊富な芋及びでん粉類
（数値は、芋の皮などを除いた可食部100g当たりの量を指します。）

・むらさきいも（塊根 生）：29㎎
・むらさきいも（塊根 蒸し）：29㎎
・じゃがいも（塊茎 生）：35㎎
・さつまいも（塊根 生）：29㎎
・さつまいも（塊根 蒸し）：29㎎
・さといも（球茎 生）：6㎎
・ながいも（塊根 生）：6㎎

水溶性ビタミンCのメリットとデメリット

水溶性ビタミンCのメリットは、天然の食品に含まれているため毎日の食事から摂り入れることが可能なことです。
また、サプリメントで摂取する場合、ドラックストアなどで購入できる手軽さと安価な値段設定で、どの年代の方でも続けやすいというメリットがあります。

しかしその一方で、水溶性ビタミンＣサプリメントの安価な値段設定には、原材料や製造過程の安全性に対しての不安が残ります。
また、体内に入っても2～3時間で尿として排出されてしまうという持続力の低さと、劣化しやすいこともデメリットです。

美容目的でのビタミンC摂取

ビタミンCは、コラーゲンを作るために必要不可欠な成分です。
コラーゲンは皮膚・血管・軟骨などに存在し、細胞同士をつなげる役目を持つ重要なタンパク質です。
皮膚に弾力を与えることによってシワやたるみを予防したり、髪の内部の弾力性や柔軟性を高め健康的な髪の毛にしたりと、コラーゲンの生成はとても重要な役割を担っています。

加えて、ビタミンCは強力な抗酸化物質として活性酸素から肌や血管を守ることで老化を予防してくれたり、メラニンの生成を抑えてシミなどの色素沈着を軽減してくれたりと、美容においてとても心強い栄養素でもあります。

1日のビタミンC摂取量はどのくらい

ビタミンＣの１日の摂取推奨量は100mg（2020年版食事摂取基準）とされ、1,000mgを上限値としています。
ストレス社会の現代は、ストレスによって発生する活性酸素を除去するためにビタミンＣが多く使われており、喫煙者は非喫煙者よりも血中のビタミンC濃度が常に低いことがわかっています。
1日の摂取推奨量はありますが、生活環境や生活習慣に合ったビタミンＣ量を摂取することをおすすめします。

水溶性ビタミンCでは1日の摂取推奨量を摂るのが難しい

水溶性ビタミンCは、吸収されてから２～３時間で排出されてしまいます。
そのため、摂取推奨量を摂るには、1日数回に分けて3～4時間おきに飲まなければなりません。
また、一度に多い量を摂取すると下痢などの症状を起こしやすくなるため、接種推奨量を水溶性ビタミンCで補うには難しさがあります。

ビタミンCプレミオとは

ビタミンCプレミオとは、ビタミンCパルミテートと大豆由来レシチン、MCTオイルをバランス良く組み合わせた脂溶性のビタミンCサプリメントです。

ビタミンCパルミテートは、水溶性のビタミンC（アスコルビン酸）と脂肪酸の一種であるパルミチン酸を反応させたものを指します。
水溶性ビタミンCと比べて体内に吸収されやすく、長時間滞在するという特徴があります。

大豆由来レシチンはお肌や内臓、脳や神経など体のあらゆる細胞膜に働きかけて細胞を正常に保とうとするため、若返りの栄養素とも呼ばれています。
また、血管内のこびりついたコレステロールを溶けやすくするので、血管内を綺麗にして血行を良くする働きがあります。

MCT（エムシーティ）オイルはパームやヤシに含まれる天然成分100％の中鎖脂肪酸オイルです。
一般的な植物オイルより消化吸収が早く、4倍ほどの効率でエネルギーとなります。
素早く働く栄養素として注目されているので、脳のエネルギーや持久力、病後の回復などにも役立っています。

ビタミンCプレミオの特徴

脂溶性ビタミンＣであるビタミンCプレミオには、大きな特徴が3つあります。

① 体内での持続力の長さ
2～3時間で排出される水溶性ビタミンCと比べ、ビタミンCプレミオは飲用後24時間持続し、体内でビタミンCが必要な時に効率的に使用されます。
そのため、どんな時でも安定的に酸化から身を守ってくれることが特徴といえます。

② 吸収率の高さ
水溶性ビタミンCを脂溶性（ビタミンCパルミテート）に加工したことにより、リン脂質である細胞膜への吸収率が水溶性ビタミンCより断然高くなりました。
さらにレシチンやMCTオイルを組み合わせたことにより、消化吸収もより速くなっています。

③ 胃への負担が少ない
水溶性ビタミンCは酸性が強いため、一時的に胸焼けや胃痛、下痢などの症状が現れる場合があります。
一方で、ビタミンCプレミオは脂溶性ビタミンCであるため、胃への負担が少ないことが特徴です。

ビタミンCプレミオの飲み方

ビタミンCプレミオは、1日10粒を目安にお飲みください。
胃を荒らすことはほとんどありませんので、安心していつ飲んでいただいても結構です。
一度に10粒飲んでいただいても結構ですが、体内でビタミンC量を一定に保つために、朝と晩の2回に分けて飲むことをおすすめします。
日中に屋外での活動が多い方は朝に飲む量を増やしてみたり、眠りの質を高めたい方は晩に飲む量を増やしてみたりと、ご自分に合った飲用量を試しながらお飲みください。

ビタミンCプレミオはこんな方におすすめ

ビタミンCプレミオは男性女性限らず、また年齢も問わず皆さまにおすすめできる栄養機能食品です。
特に、きちんとお肌や体のメンテナンスをお考えの方や高品質のビタミンCをお探しの方、高濃度ビタミンC点滴療法中の方や何を飲んでも体調の変化がないとお悩みの方などにおすすめです。

一般的な水溶性ビタミンCや他社の脂溶性ビタミンCと比べて高価ではありますが、原材料からこだわり、不純物のないビタミンCをヨーロッパから取り寄せ日本の医薬品工場で製造しています。
体内に摂取するサプリメントを本気でお探しの方には、ぜひお試しいただきたいビタミンCです。

ビタミンCプレミオの商品詳細ページはこちら
 

まとめ

ここまで、水溶性ビタミンCと脂溶性ビタミンＣの類似点や相違点について解説してきました。
同じビタミンCでも、水溶性か脂溶性かによって吸収率や持続性が大きく違います。
毎日体に摂り入れるものだからこそ、より品質や効果の高いものを選びたいですよね。
ビタミンCプレミオを皆さまの健康や美容にお役立ていただければ幸いです。

タヒボeでは、ビタミンＣや脂溶性ビタミンＣプレミオに関するご質問やご相談を受け付けております。
ほんの些細な質問でも構いませんので、気になることがございましたらご相談ください。