タヒボは、南米のアマゾン川流域に自生している貴重な樹木のことをいいます。
1,500年も前から「健康茶」として飲み継がれており、近年では国内外の医療研究チームがタヒボに含まれる成分の有用性を認め、新薬開発などへの展開が期待されています。
タヒボには、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素が豊富に含まれていますが、ポリフェノールの一種である「NQ801」と「フィトケミカル」という成分が、いま最も注目を集めています。
タヒボは、南米ブラジルのアマゾン川の流域で生育しています。
気候や土壌など生育条件が限られているため人工栽培は困難で、多様性に富んだ生物の源でもあるアマゾンの気候に育まれた非常に希少な樹木なのです。
アマゾンは多様な動植物が生存する場所であり、その環境は豊かでありながら過酷でもあります。それゆえに他の地域では見られない特殊な機能を持つ成分を含有する植物が多く、世界中に流通している医薬品の1/4がアマゾン由来の成分を使用しているとも言われています。
だからこそそんなアマゾンを代表するタヒボが、非常に希少な有用成分を持っているということも頷けるはずです。
タヒボの歴史は、驚くべきことに1500年前まで遡ります。
タヒボは原住民たちから
「神からの恵みの木」
「神の光」
と呼ばれ、高度な文明を持つインカ帝国の時代から樹皮をお茶にして飲むという習慣があり、時代によってはなんと黄金と交換するほどの非常に高い価値を持つお茶として愛されてきました。
そんな生命力にあふれたタヒボから有用性の高い天然成分を見つけたのが、南米植物学研究の権威ブラジル・サンパウロ大学の故 ウォルター・ラダメス・アコーシ博士でした。50年間におよぶ調査・研究の結果、ある場所から取れるタヒボだけに、有用成分が含まれていることを発見しました。
さらにその研究を引き継ぐように、京都大学の故 上田伸一博士の研究グループが、特定の地域で採取されたタヒボの樹皮から、ポリフェノールの一種で人の健康維持に役立つ有機化合物「NQ801」を新発見したのです。この「NQ801」は、特定の地域に育つ樹齢30年以上のタヒボの靭皮200kgからわずか3g程しかとれないため、大変貴重な成分として扱われています。
これらの研究により、タヒボの健康食品としての有効性の高さが認められ、日本はもちろんアメリカや中国で特許を取得しています。
(※特許は期限が満了しています。)
タヒボ特有の注目される有機成分とは、タヒボの外皮と木質部に挟まれたわずか7mmの靭皮と呼ばれる内部樹皮に含有されています。この7mmの靭皮から抽出した成分を「NFD」=「NQ801」と呼び、タヒボの中でも最も効果が高いものとして製品化されています。
そのため同じタヒボを名乗る製品であっても、タベブイア属のアベラネダエ種の7mmの内部樹皮から取れる「タヒボNFD」以外は効果が薄かったり、効果が期待できなかったりする可能性があるため、もしタヒボ茶を購入するのであればNFDであるかのチェックは必須です。
タヒボの原料の採取から輸入、そして製造までのプロセスも重要となります。希少な原材料を高品質な部位だけ使用し、さらには適切に加工して日本へ輸入し、製品として加工するという手順には独自の知識とノウハウが必要ですから、本当に有用な「タヒボNFD」をお届けできるのは、そんなノウハウを経験として得ていなければ難しいものなのです。
そんなタヒボを私たちが摂取するためには、どのような方法が良いのでしょうか。
タヒボの形態としてはサプリなどの商品もありますが、基本となるのが1500年前から愛飲されてきた「お茶」として飲むという方法です。
もちろんお茶以外にもサプリとして摂取できますから、飲み方は好みに合わせて選べます。
タヒボに限らず現在では様々な健康のためのサプリメントが販売されていますが、その中でも最近特に注目されているのが「フィトケミカル」です。
フィトケミカルとは、植物が温度や湿度、紫外線、さらに害虫などの過酷な自然環境から自らを守るための成分です。フィトケミカルは抗酸化作用を持ち、アンチエイジングが期待できたり代謝促進、免疫力、脳機能などをサポートすると言われています。
タヒボにもフィトケミカルが含まれており、その希少性からいえばポリフェノールなどよりもさらに貴重な存在です。
豊かな、そして厳しい自然の中で育った貴重なタヒボから、希少部位からのみ有用成分を取り出したタヒボ茶は、実は今非常に注目されている健康食品と言えるでしょう。もし今、健康に不安があったり、今まで以上に健康的な暮らしを手に入れたいのであればタヒボ茶を毎日の生活に取り入れてはいかがでしょうか。